第5候 霞始靆 かすみはじめてたなびく

第5候 霞始靆 かすみはじめてたなびく 2月24日~28日頃 春になると遠くの景色がもやっとかすんで ぼんやりとして見にくくなる。 山に霞がかかってると言ったりする、そんな季節の到来。 霞 → 空気中に浮かんでいる様々な細かい粒子のために遠くがはっきり見…

さば缶

「鯖缶」大ブームから、年月は経ち・・・ いまは様々な種類の鯖の缶詰がお店には並んでいる。 その時は、ふ~んとやり過ごしていたものの、今更ながらのマイブーム到来。 なぜかある日突然に「鯖缶」が食べたくなった。 それまで、食べたことが無かったので…

第4候 土脉潤起 つちのしょううるおいおこる

第4候 土脉潤起 つちのしょううるおいおこる 2月19日~23日頃 二十四節気の雨水の初候 寒さが和らぎ、降っていた雪は春の雨に変わる。 しっとりとした雨粒は土を潤し、 大地や生物は本格的に春の準備を始める。 土脉潤起の「脉」の漢字の意味は、 すじ・血管…

二十四節気 雨水 うすい

二十四節気 雨水 うすい 2月19日~3月4日 雪は雨に変わり、氷は水になって大地を潤す。 寒さも一日一日和らいでいく。 春一番のこえも南の方から聞こえてきそう。 農業の準備をはじめる目安になっている。 庭先の梅のつぼみもぷっくりとしてきた。

第3候 魚上氷 うおこおりをいずる

第3候 魚上氷 うおこおりをいずる 2月14日~18日頃 川や湖に張っていた氷の表面が割れて魚が飛び出してくる。 飛び出してくるイメージは絵本の中のお話のように感じる。 実際現実味のあるのは、水面に上がってきて顔を出す感じかな? 寒さゆえに凝り固まって…

パイナップルケーキ

簡単に作れて、気軽に食べれるおやつケーキにはまっている。 バターの代わりに植物性オイルを使うから、 なんとなくヘルシーな感じ、甘さも程々にしてあっさり仕上げ。 ひと口大に切っておき、タッパーで保存しちょこちょことつまんでいる。 パインケーキの…

手づくり味噌仕込み

手づくり味噌 3年生。 今年は麹を多めで作る。 昨年は大豆と麹が同じ割合だった。 麹が多いと甘めになるとのこと。 私は辛めのお味噌が好きだけど今年は麹多めの甘めにしてみる。 大豆 650g やさか共同農場有機大豆 サチユタカ 麹 1000g 同じくやさか…

第2候 黄鶯睍睆 うぐいすなく

第2候 黄鶯睍睆 うぐいすなく 2月9日~13日頃 里では鶯が愛らしく美しい音色で鳴きはじめる頃 春告げ鳥の「ホーホケキョ」のさえずりで あー春がやって来たんだとしみじみと日本の四季をかみしめる。 よかった四季があってと。 鶯に黄がついているのは中国の…

第1候 東風解凍 はるかぜこおりをとく

第1候 東風解凍 はるかぜこおりをとく 2月4日~8日頃 東風と書いて、「はるかぜ」または「こち」とも読みます。 七十二候では「はるかぜ」 陰陽五行では東の方位は春をあらわす 東から春の兆しの風が吹きはじめる。 その暖かい風は張った氷を解かしはじめる。…

二十四節気 立春

二十四節気 立春 2月4日~18日頃 旧暦ではお正月。 気学でもこの日からが2022年のスタート。 2022年 壬 寅 五黄土星の気が立ちあがる 新たな一年のはじまりの日。 春の到来、春立つ時。 寒の入り、大寒をとおり 寒さもようやく峠を越えて春に向かっていくの…

第72候 雞始乳 にわとりはじめてとやにつく

1月30日~2月3日頃 第72候 雞始乳 にわとりはじめてとやにつく 72候の最後の候(大寒の末候) 春がやって来るよと、気配を感じた鷄が卵を産み始める頃 とや とは鳥小屋、 とやにつく とは鶏が卵を抱き温め巣にこもる 2月3日は節分豆まき そして、4日 立春 旧…

ハレの日 七草

覚書き 1月7日七草粥を食べる お正月明け一年の最初の節句・人日の節句の日 日本の四季にある五節句のひとつ (あとは3月3日桃の節句、5月5日端午の節句、7月7日七夕の節句、9月9日重陽の節句) 無病息災、延命長寿を願って七草の芽吹く生命力を取り入れさせ…

第71候 水沢腹堅 さわみずこおりつめる

1月25日~29日頃 第71候 水沢腹堅 さわみずこおりつめる 大気の冷え込みもまさに底つく最も寒い季節。 沢に氷が厚くはる。沢の流れなんてないようにじっと氷が張るほどの寒さ。 空気はぴんと張りつめて、透明感を感じる。 心の奥の隙間まで、清らかな冷気が…

堀内誠一 絵の世界展

京都大丸ミュージアムで開催されている堀内誠一展に行ってきた。 学生の頃、雑誌オリーブはお手本だった。 ページを開くと、好きなもの可愛い物がてんこ盛り。 発売が楽しみだった。 ファッションだけじゃなく、文化、芸術、様々なカルチャーに 影響を受けた…

第70候 款冬華 ふきのはなさく

72候の第70候 款冬華 「ふきのはなさく」1月20日~24日頃 厳しい寒さ続く中、 雪が積もる地面の中から、蕗の薹がぽつりぽつりと顔をだしてくれる。 そろそろ待ちこがれた春が訪れる予感。 水泉動みずあたたかをふくむ 地中で陽気が生じ動きはじめていたのが …

二十四節気 大寒

大寒 1月20日~2月3日頃 1年でもっとも寒さが厳しい時季。 本当に暦とおり、今日の寒さは厳しい。 暖房の中にいるのに、じんわりと冷えを感じる。 小寒から立春までの、その真ん中の大寒。 もう少し寒さつのる。おーーさむ。 この寒さは長期保存に向いている…

九星気学覚書き 2022年 壬寅 五黄土星中宮

~ 022年 壬寅 みずのえとら 五黄土星中宮の年 ~ 天の気 十干 壬(みずのえ) 五行の水性 人の気 九星 五黄土星 地の気 十二支 寅 壬の寅の五黄土星の氣が出てくる。 動かない、動きたくない、動きづらい。動かないと腐敗が起こる。 後天定位、年盤、上下も…

第69候 雉始雊 きじはじめてなく

第69候 雉始雊 きじはじめてなく 今朝起きたら、窓ガラスの向こうがとても明るい 屋根、庭の木々に雪が積もっていた。 小寒を過ぎ、大寒に向かう時期、本当に寒い。 身体がしんしんと冷える。 暦ってすごい。 1月15日~19日頃 大寒の前。 美しい雄の雉が雌雉…

京都国立近代美術館 上野リチ展

近代美術館で開催されている 「上野リチ ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」に行った。 90年以上も前にこんなに可愛いテキスタイルが存在していたんだ。 当時は「かわいい」という感覚ではなかったんだろうけど、 今だから「かわいい」とひと言で表現…

陰遁から陽遁へ 第68候 水泉動しみずあたたかをふくむ

第68候 水泉動 しみずあたたかおふくむ 1月10日~14日頃 1月10日は成人式でもある。 七十二候では「水泉動」 一年の内でも最も寒さ厳しい時期に突入。 底冷えの京都は益々、じんじんと冷えてくる。 いやもう冷えている。 そんな冷え冷えした気候でも 地中で…

第67候 芹乃栄 せりすなわちさかう

第67候 芹乃栄 1月5日~9日頃 「せりすなわちさかう」 日本原産の春の七草のひとつとして、日本人に馴染みがある。 古くは平安時代から食用にされてきたとウィキペディアに記載されていた。 まだまだ寒さ厳しい中、芹は清らかな水の流れの脇で 群れ生える頃…

二十四節気 小寒

小寒 しょうかん 寒の入りともいわれている。 これからますます寒さ厳しくなるー 冬至から数えて約15日頃が小寒で、冬至と大寒の真ん中辺。 小寒から2月の節分までが「寒の内」 年賀状の習慣は何年も前に辞めた。 でも、毎年懐かしい人が送ってくださる年賀…

第66候 雪下出麦 ゆきわたりてむぎいずる

第66候 雪下出麦 「ゆきわたりてむぎいずる」 「ゆきくだりてむぎのびる」 どちらの言い方が正しいのかはわからない。 どっちでもよいのかも。 まだまだ寒く雪が降る季節、 でもその雪の下には、 麦が芽吹きはじめる頃。 季節は少しずつ動いている。 私たち…

手づくり味噌

今年2月末に何十年かぶりに手づくり味噌を仕込んだ。 夏頃、仕込んでいるホーロー容器を 恐る恐る覗くと、カッビー君が周り一周覆っていましたとも。ええ予想どおりに。 反射的に即、蓋を戻して閉めてしまい・・・ そのまま放置から数か月経ち、 気になりな…

季節を表す言葉 二十四節気。 日本の暦をもっと意識して生活していこうと思う。 意識して何がどうするとか、どうなるとかはないけれども その時期のこよみを感じて生活することは にほん文化を大切にすることだと思うから。 二十四節気 太陽の高さがいちばん…

冬至占

冬至 「一陽来復」 一年のうち最も昼が短くなる冬至。冬至とは「日短きこと至る(きわまる)」を意味する。古代人たちは、冬至の前後になると太陽の力が弱まり、人間の魂も一時的に仮死する。すなわち、陰極まれば万物みな衰えて死に、太陽の帰り来る「一陽…

モダン建築の京都

少し前、京都市京セラ美術館で開催している「モダン建築の京都」展行ってきました。 明治以降に建てられたモダン建築が たくさん残っていることを今更ながら知りました。 あらためて幼いころからな馴染みのある建物やお店が、 モダン建築だったことも気づか…

スキルはあとから・・・

1年半前から彫金教室に時々通っていましたが、 コロナの影響もありお休みしてた方が多かった。 この秋からやっと再開です。 技術は大切です。 だけどそれだけではだめだし、 クリアする山がたくさんあります。 先日制作した覆輪留めのリングです。 シーブル…