陰遁から陽遁へ 第68候 水泉動しみずあたたかをふくむ

第68候 水泉動 しみずあたたかおふくむ

1月10日~14日頃

 

1月10日は成人式でもある。

七十二候では「水泉動」

一年の内でも最も寒さ厳しい時期に突入。

底冷えの京都は益々、じんじんと冷えてくる。

いやもう冷えている。

そんな冷え冷えした気候でも

地中では凍った水が春に向けて少しづつ動きだす。

 

九星気学では

1月10日と11日で日盤切替といって

今まで「陰遁」が終わり、冬至に最も近い甲子(きのえね)の日(今年は11日)から

「陽遁」が始まる。

九星の回り方が変わる。毎日数が減っていった陰遁が、11日からは毎日数が増えていく陽遁に切り替わる。

数が増えていくというのは九星の順行が、

11日「一白水星」→12日「二黒土星」→13日「三碧木星」→14日「四緑木星」→………

と、次の夏至に最も近い甲子の日まで続き、またこの日からは逆の数が減る順行に

変わっていくということ。

 

陽遁は、万物、自然界に陽の気が満ちていく。

七十二候「水泉動」しみずあたたかをふくむ・・・

地中でも陽気が生じて、凍った水が動き出すということ。

 

暦、九星気学連動している。当たり前なのだろうが、

わたしは改めて再認識できた次第です。