京都国立近代美術館 上野リチ展

f:id:citronsoleil:20220112115906j:plain近代美術館で開催されている

「上野リチ ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」に行った。

90年以上も前にこんなに可愛いテキスタイルが存在していたんだ。

当時は「かわいい」という感覚ではなかったんだろうけど、

今だから「かわいい」とひと言で表現してしまう。

 

デザインファンタジーとあるので、「ファンタジー」なんだろう。

当時、一般的な日本人は、鮮やかな色合い、愛らしいモチーフをみて

どんな感覚をもっていたのか興味深い。

日本占領下の外地用輸出されるデザイン、プリントだったらしい。

 

植物をモチーフにしたテキスタイルデザイン、

花鳥図屏風がいいなと思った。

 

そして知らなかった。

京都に昔からある馴染みあるスター食堂。

このお店の設計内装を上野伊三郎とリチが手掛けていた。

今はその面影も垣間見れないのがとても残念。

 

MUJIなどシンプルなテイストは大好き。

でも今回の展覧会をみて

シンプル、ナチュラルトーンは少し横に置いておいて

違うテイストもいいよねと、ひとり言。