京都国立近代美術館 上野リチ展
近代美術館で開催されている
「上野リチ ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」に行った。
90年以上も前にこんなに可愛いテキスタイルが存在していたんだ。
当時は「かわいい」という感覚ではなかったんだろうけど、
今だから「かわいい」とひと言で表現してしまう。
デザインファンタジーとあるので、「ファンタジー」なんだろう。
当時、一般的な日本人は、鮮やかな色合い、愛らしいモチーフをみて
どんな感覚をもっていたのか興味深い。
日本占領下の外地用輸出されるデザイン、プリントだったらしい。
植物をモチーフにしたテキスタイルデザイン、
花鳥図屏風がいいなと思った。
そして知らなかった。
京都に昔からある馴染みあるスター食堂。
このお店の設計内装を上野伊三郎とリチが手掛けていた。
今はその面影も垣間見れないのがとても残念。
MUJIなどシンプルなテイストは大好き。
でも今回の展覧会をみて
シンプル、ナチュラルトーンは少し横に置いておいて
違うテイストもいいよねと、ひとり言。