2022-06-07 第25候 蟷螂生 かまきりしょうず 七十二候 第25候 蟷螂生 かまきりしょうず 6月6日~10日頃 かまきりの赤ちゃんが生まれる頃 ベランダのミニトマトの苗に 小さな小さなかまきりの赤ちゃんがいた 親にそっくりな姿、すごいな。 かまきりは農作物を食べる虫を食べてくれる 怖いイメージが先行しがちな虫だけど ありがたい 祇園祭の山鉾に「蟷螂山」とうろうやま がある 鉾の中では唯一からくりがある 鉾の屋根上にデーンと止まっているかまきりが 今にも飛び立ちそうに羽を広げたり、カマのような前脚が動く 顔も山鉾巡行を見ている私たち人間を見守るかのよう 今年は3年ぶりに山鉾巡行がある
2022-06-07 二十四節気 芒種 ぼうしゅ 二十四節気 二十四節気 芒種 ぼうしゅ 6月6日~20日頃 穀物の種まきや、田植え、麦の刈り入れの時期 「芒」は、のぎ と読む 意味はイネ科の植物の穂先にある針の様に尖っている部分 稲や麦のシュッシュッとしたところ そして、そろそろ梅雨入り
2022-05-31 第24候 麦秋至 むぎのときいたる 七十二候 第24候 麦秋至 むぎのときいたる 5月31日~6月5日頃 新緑のなか、麦畑では 麦が実り黄金色したたわわな穂が見られる 麦にとっては、まさに収穫の秋 小津監督の「麦秋」 もう一度観たくなった
2022-05-26 第23候 紅花栄 べにばなさかう 七十二候 第23候 紅花栄 べにばなさかう 5月26日~30日頃 紅花のオレンジ色の花をつけ始める頃 そしてだんだんと濃い色に変わっていく ブラッドオレンジのような色 あらためて見ると紅花のお花の姿がかわいい 古い呼び名は「末摘花」すえつむはな 源氏物語で光源氏が女性につけたあだな 「鼻があかい」から、「花が紅い」→ 紅花 昔も今もあだ名のつけ方にはさほど変わりがないんだ
2022-05-25 第22候 蚕起食桑 かいこおきてくわをはむ 七十二候 第22候 蚕起食桑 かいこおきてくわをはむ 5月21日~25日頃 蚕、桑の葉っぱを食べ始める 子どもの頃、白い太ったピーナッツみたいと思っていた。 朧げで確かではないけど 小学生の時、学校で蚕を飼っていたような記憶 蚕のいた箱に、桑の葉っぱをたくさん入れていた様な・・・ あのなめらかな肌触りのさらさらした布が 蛾の繭と知った時は どきっとした 蚕はとっても古くから私たちを支えてくれていた いまも、最先端の技術でいろんなことにチャレンジされている
2022-05-25 二十四節気 小満 しょうまん 二十四節気 二十四節気 小満 しょうまん 5月21日~6月5日頃 あらゆる生命が天地に満ち始める 万物の成長も著しいこの時、日ごとの変化に驚くばかり 新緑のやさしい緑色も だんだんと濃くつよい緑色へと変化していく 部屋の観葉植物の葉の出るはやさ じっと見ていたら、ぐんぐんと伸びる茎や葉を 確認できそうなぐらい 人間も夏仕様に変わっていく 最近はちょうどよい気候が減っている 寒いか暑いかと極端な感じ 「夏めいてきたね」と話すより もう「夏みたい」と言っている事が多い 暖かいけど、少し肌寒い時もあるという 私の好きな気候があまりない コットンの長袖薄めのジャケットの出番が あまりないのは淋しい
2022-05-16 第21候 竹笋生 たけのこしょうず 七十二候 第21候 竹笋生 たけのこしょうず5月16日~20日頃たけのこが土からにょっこりと出てくる、成長する季節。実際、ご近所の筍の旬は過ぎてしまったけれど、種類によっては、まだまだ収穫される筍もあるよう。今年は、里山で掘りたての筍を購入する機会がたくさんあった。やわらかくておいしかった。