桃の節供 お雛祭

3月3日 雛祭り

女の子の成長や健康をお祈りお祝いする日

 

f:id:citronsoleil:20220303104105j:plain



 

桃の節句は、上巳の節句といわれ、

上巳(じょうし)とは、3月の最初の巳の日のことで

(ちなみに今年の3月最初の巳の日は5日)

のちに3日に定まる。

 

上巳の節供とは、身の穢れや不浄をはらう行事がはじまりとされている。

人の形を紙や草木、わらなどで作り、身体を撫でて自分の災厄を

それに移しとって川や海など水に流し祓いを行っていた。

これを「人形ひとがた」と呼ばれて雛人形の原型となる。

自分の身代わりのような形代を作り、

水に流すことで身の穢れや病気を祓い清める流し雛が、

平安時代頃から行われていたお人形遊びとも結びつき雛祭りになった。

 

 

節句は、節供とも書き、

もともとは、宮中で1年間の節目の日に天皇に供された食事のことを

意味していた。

奇数の重なる月日(重日)の五節供は特に重要視されてきた。

 

・1月7日 人日の節供 七草の御粥

・3月3日 上巳の節供 雛祭

・5月5日 端午節供 子供の日

・7月7日 七夕の節供 七夕祭

・9月9日 重陽節供 菊祭