第15候 虹始見 にじはじめてあらわる

第15候 虹始見 にじはじめてあらわる

4月15日~19日頃

 

春になり、お日様の光も強くなり

虹も現れやすくなる季節。

雨上がりにきれいな虹がかかるのもこの頃からだそう。

 

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写真は先日、鴨川べりを歩いていた時、不思議な虹色の空に遭遇。

調べてみると、環水平アークという大気光学現象だった。

第14候 鴻鴈北 こうがんかえる

第14候 鴻鴈北 こうがんかえる

4月10日~14日頃

 

 

冬を日本で過ごした雁が北国へ去っていく。

やって来たツバメと入れ替わるように日本を旅立つ雁たち。

桜もそろそろ終わりに近づいてきて、桜吹雪がまた美しい。

 

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スーパーでは春キャベツや新玉ねぎ、新じゃがいも

小さなパックで、ふきのとう、たらの芽も並んでいる。

第13候 玄鳥至 つばめきたる

第13候 玄鳥至 つばめきたる

4月5日~9日頃

 

つばめが遠い南の国から日本にやって来る頃

春から夏にかけて日本で過ごす夏鳥といわれる渡り鳥。

つばめの飛来とともに本格的な春の訪れと農耕シーズンがはじまります。

 

最寄りの駅の入り口に

この季節になるとつばめが巣を作っている。

昔はご近所の家の軒先にたくさん巣があった。

朝の通学時には親つばめも低空飛行で軒先にある巣を出入りしていたけれど、

最近はあまり見かけなくなってしまった。

でも、巣を作っている軒先の住人の方が、巣を大切にしておられるのを

みるとすごく嬉しく、そして少しうらやましい。

我が家にはつばめさんは来てくれない・・・

 

つばめの現状として、

近年つばめを取り巻く環境が変化してつばめの減少が心配されているとの

事。確かに我ご近所さんでも目にする巣の数やつばめの姿が少なくなっている。

 

日本野鳥の会が発行されている「ようこそツバメ」

つばめの観察方法などが紹介されている。

私が面白いなと思ったのが、つばめの仲間とその巣の形状。

イラストがとても可愛くて楽しいし勉強になった。

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希望すれば無料でプレゼントしてくれるありがたいパンフレット。

日本野鳥の会のHPから申込みするといただけます。

 

二十四節気 清明 せいめい

二十四節気 清明 せいめい

4月5日~19日頃

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天地万物が、清らかでいきいきと明るく輝いている様子をあらわす「清明」。

桜が花開き、青空を背景に満面の笑顔を見せてくれている。

ひと花びらは、可憐な淡い薄桜色ではかなげな佇まい。

その花びらがたくさん集まると、

ぱーっと華やかに色あざやかになって心を清々しくあかるくしてくれる。

春のあたたかな陽ざしがそれをあと押ししてくれてシアワセな気持ちになる。

 

 

 

第12候 雷乃発声 かみなりすなわちこえをはっす

第12候 雷乃発声 かみなりすなわちこえをはっす

3月31日~4月4日頃

 

桜も開き、あたたかく春めいてきたけれど

突然、寒い日に逆戻りしたりと

お天気が安定しない。

春の雪って映画もあったけれど、

雪や雹もみられることもあるそう。

 

冬の間、鳴りひそめていた

遠くの空で鳴りはじめる春の雷。

 

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第11候 桜始開 さくらはじめてひらく

第11候 桜始開 さくらはじめてひらく

3月26日~30日頃

 

ここ数日、雨や曇りの京都だった。

本日は久しぶりの快晴。

空気はひんやりしているが清々しく気持ちよい。

 

桜前線が徐々に北上し、桜が花を咲かせる季節。

待ちこがれた季節、心も明るい方へ向かえれば・・・

 

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桜の花がちらほら開いている。

満開まではもう少し時間はありそうだが、咲きはじめれば一瞬。

この待ちこがれるような思いが大切なのかもしれないな。